11区のグールー、おいしくてなんだか可愛いインド料理レストラン。

Paris 2026.02.06

パリの中心から少し外れるけれど、行って後悔しないレストランが昨年末にオープンした。2019年に始めたインド料理の配達で大成功を収めたGourou(グールー)が開いた店だ。レオン・フロ通りの店の前を通ると中の賑わいが、良いヴァイブレーションを放っている。パリまで来てインド料理?と思うかもしれないけれど、ヴァランタン・バウアーとシェフのアドリアン・ブーシャールのデュオによるインドでも日本でも味わえない料理が待つレストランなのだ。スタートに際し、インドの複数の土地を巡ったという二人は各地で得た特有のレシピ、テクニック、雰囲気をベースにグールーならではのメニューを作り上げた。アドリアンはいまもまだインドの旅を続けているというから、グールーのおいしい料理には終わりがないと言えそうだ。

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左:視線を捉えるビジュアルの外観。 右:ヴァランタン(左)は11区にもレストランを持つ。アドリアンはリッツやクリヨンといったパレスホテルで修行をし、シャルル・カンパニヨンと共に味で好評のLe 52 Faubourg St.Denisを共同創設した。

緑×白の格子にハートが並んだ愛らしいテーブルクロスはイタリア製だけれど、店内にはボンベイからヴァランタンが持ち帰った品々で溢れ、パリにいながらインドにいる気分に浸れる。店の作りがちょっと変わっていて、通路の奥の厨房のさらに奥にもう一室。こちらはインテリアがぐっとラフで、インドの別の地方に来たという雰囲気。異国情緒の旅が食事への期待をより膨らませるレストランだ。

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Emile Lepeu通りに面した空間。エントランスのバーカウンターではオリジナルグッズも販売。
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奥のスペースはPassage Alexandrineに面している。
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左:2つのスペースをつなぐ通路。 右:通路の中央を占める活気溢れるキッチン。photography: 左 Mariko Omura

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野菜料理が多いインド料理は、いまの時代のニーズにぴったりとあっている。グールーではフレッシュな素材を用い、料理からデザートや飲み物に至るまでホームメイド。オーナーのおすすめ中のおすすめは自家製のパニールを使った料理。パニールはインドのフレッシュチーズで食感はまるでお豆腐のようにふわふわしている。それをひよこ豆の粉であげたインド風天ぷら(フライドパニール)は自家製のチャツネと共に......これ、また食べに来たい!となる前菜だ。さて前菜、ナン、タンドリ、ビルヤニ、カレーと項目が分かれる一枚紙のメニューで、中央を占めるのはヴァダ・パウ。ひよこ豆の粉を使ったジャガイモのコロッケをブリオッシュに挟んだもので、グールーの人気者である。気になる料理がたくさんあって一度ではとても制覇できず......遠方といえど、再び行きたくなる。ランチタイムにいかにも常連といった一人の食事客が結構いるのも納得できるレストランだ。

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左:新聞スタイルのメニューを開き、さあインドの旅へ。 右:ホットオイルやピーマン。辛いカレーを求める客に。photography: Mariko Omura
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左:インドのレモネードNimbu Pani(3.50ユーロ)。ラッシーは4種のフレーバーが揃えられ、また10種近いシロップは自家製、と飲み物リストもしっかりチェックを。 右:自家製チーズのフライ(8ユーロ)。photography: Mariko Omura
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左:ア・ラ・カルトから。カレーはクラシックなバターチキン(左)もグールーならではのパネール・コルマ(右)もおすすめ。ヴァカンス期を除く平日のランチには15ユーロのセットがある。 右:インドといったらターメリックとカルダモン。どちらもオリジナルのチャイ、アイスクリームで味わえる。
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ボンベイのストリートフードを代表するヴェジタリアンバーガーVada Pau(8ユーロ)。テイクアウトしてもいいかも。これに限らずグールーではテイクアウトが可能。クリック&コレクトだけでなく、店頭でもオーダーできる。
Gourou
42, rue Léon Frot
75011 Paris
営)12:00~14:30、19:00~22:30(月~金)、12:00~22:30(土、日)
無休
https://www.https://www.gourouindianfood.fr
@gourou_indianfoodco

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editing: Mariko Omura

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