裸体像で知られるマイヨールの代表作を一同に集めた美術館。
Paris 2025.07.09
芸術家のアトリエや貴族の邸宅を改装した、こぢんまりとした美術館は街角のいたるところに。庭園を散策したり、カフェでひと息ついたり、通いたくなる愛らしい魅力がたくさん!
Musée Maillol
マイヨール美術館〈7区|サンジェルマン〉
マイヨールの中でも有名な『浴女(大)』をはじめ、中庭にも彫刻を設置。
人間の内面まで映し出す、マイヨールの大型彫刻。
グルネル通りに面し、18世紀の巨大な公共噴水の隣に位置する美術館。木の扉や石造りの壁、アーチ型の天井など、17世紀のクラシックな建築様式が色濃く残る。ここには、女性裸体像で知られる彫刻家アリスティッド・マイヨールの代表作が一堂に会する。大理石やブロンズを使用した大きな彫刻は、柔らかな曲線で身体の美しさを表現し、力強くもエレガンスを感じさせる。内省的な表情や瞑想的な姿勢からは、人間の本質を追求しようとしたマイヨールの姿勢が見て取れる。
女性が軽やかに空気や風の動きを表現している様子を描き出した。
Musée Maillol
マイヨール美術館〈7区|サンジェルマン〉
59-61, rue de Grenelle 75007 ★GoogleMap
01-42-22-59-58
Ⓜ︎RUE DU BAC
開)10:30~17:00 最終入場(月、火、木~日)、10:30~20:30 最終入場(水)
無休
料)一般16.50ユーロ
https://museemaillol.com/
マイヨール美術館〈7区|サンジェルマン〉
59-61, rue de Grenelle 75007 ★GoogleMap
01-42-22-59-58
Ⓜ︎RUE DU BAC
開)10:30~17:00 最終入場(月、火、木~日)、10:30~20:30 最終入場(水)
無休
料)一般16.50ユーロ
https://museemaillol.com/
*「フィガロジャポン」2025年5月号より抜粋
●1ユーロ=約170円(2025年7月現在)
●日本から電話をかける場合、フランスの国番号33の後、市外局番の最初の0を取ります。フランス国内では掲載表記どおりかけてください。
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photography: Mari Shimmura editing: Momoko Suzuki
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