ジュ・ド・ポーム美術館に新設したシネマ&カフェでひと休み。【シネマティックなパリ vol.9】
Paris 2025.07.09
ご存じのとおり、パリはシネマティックな街である。公的支援を受けた美術館、老舗の製作会社が投資した最新技術を整えた館、映画人が経営する名画座まで、パリだからこそ味わえる映画のときめきと出会いに!
Jeu de Paume Paris
ジュ・ド・ポーム国立美術館〈8区|マドレーヌ〉
ワークショップやマスタークラスも積極的に行う。 ©Jeu de Paume_Antoine Quittet
シアターを新設、ビジュアルアートに特化。
パリの中心、チュイルリー公園の一角にある美術館はもともと印象派の絵画を主体にしていた。それらがオルセー美術館にまとめられて以降、写真や映像に力を入れ始めた。1987年にオーディオ&ビジュアルルームと図書館、カフェを新設し、2024年には新たに映画館スペースも開設、一層ビジュアルアートに注力。ジャン=リュック・ゴダール展を開催したほか、今年1月までシャンタル・アケルマン監督の展覧会も開催し、好評を博した。現在カフェはローズ・ベーカリーが仕切り、夏には外にテラスも出す。街歩きの絶好の休憩スポットだ。
ファッション好きには定番の人気美術館でもある。 ©Jeu de Paume/Nicolas Krief
Jeu de Paume Paris
ジュ・ド・ポーム国立美術館〈8区|マドレーヌ〉
1,place de la Concorde 75008 ★GoogleMap
01-47-03-12-50
Ⓜ︎CONCORDE
開)11:00~21:00(火)、11:00~19:00(水~日)
※12/24、31は~17:00
休)月、1/1、5/1、7/14、12/25
料)一般12ユーロ
https://jeudepaume.org/
ジュ・ド・ポーム国立美術館〈8区|マドレーヌ〉
1,place de la Concorde 75008 ★GoogleMap
01-47-03-12-50
Ⓜ︎CONCORDE
開)11:00~21:00(火)、11:00~19:00(水~日)
※12/24、31は~17:00
休)月、1/1、5/1、7/14、12/25
料)一般12ユーロ
https://jeudepaume.org/
案内人:佐藤久理子
雑誌編集者を経て渡仏。数々のヨーロッパの映画祭に足繫く訪れ、記事を執筆するほか、ゴールデングローブ賞の投票権を持つ映画評論家。パリ在住30年で、フィガロジャポンにおいてカルチャー関連の記事執筆も多数。 @kurikosato
雑誌編集者を経て渡仏。数々のヨーロッパの映画祭に足繫く訪れ、記事を執筆するほか、ゴールデングローブ賞の投票権を持つ映画評論家。パリ在住30年で、フィガロジャポンにおいてカルチャー関連の記事執筆も多数。 @kurikosato
*「フィガロジャポン」2025年5月号より抜粋
●1ユーロ=約164円(2025年6月現在)
●日本から電話をかける場合、フランスの国番号33の後、市外局番の最初の0を取ります。フランス国内では掲載表記どおりかけてください。
●各紹介アドレスのデータ部分のⓂは地下鉄の駅を示しています。
●掲載店の営業時間、定休日、商品・料理・サービスの価格、掲載施設の開館時間やイベントの開催時期などは、取材時から変更になる可能性もあります。ご了承ください。
editing: Kuriko Sato
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