ホテル ザ セレスティン東京芝で、薩摩と江戸に浸る。

Travel 2026.02.17

MAMI AIKO

以前、京都を旅した際にとてもくつろげた場所、ホテル ザ セレスティン京都祇園。系列が東京にも2軒あるということで、そのうちのひとつホテル ザ セレスティン東京芝に週末ステイしました。
同じ都内に住んでいるのにわざわざホテルに泊まろうと思ったことはなかったんですが、想像していた以上に満足感が高く、リフレッシュできることを今回初実感。
しかも薩摩藩江戸屋敷の跡地に建てられている由縁で、薩摩や江戸の要素がさまざまに取り入れられているというポイントも加算され、居るだけで時空を超えて旅しているような気分に。てなわけで、エセ九州弁をぶっ込みながらレポートするばい!

260204-celestinehotels_01.jpg

約7mもある天井でテンションも高くアガる1階ロビー。透かし柄のスクリーンが窓際やカフェとの仕切りに使われていて、エントランスからしてすでに和モダンな雰囲気たっぷり。スクリーン全面にあしらわれているグラフィカルなパターンは、薩摩江戸小紋の「桜亀甲紋(さくらきっこうもん)」と薩摩島津家の家紋「丸に十字」を組み合わせたモチーフでごわす。

260204-celestinehotels_03.jpg

私が泊まったのは16階のエグゼクティブコーナーツイン。壁面をL字に囲む広々とした窓からは右端に東京タワーが、左前方には空気が澄んでいれば富士山も望めるというベストポジション。
ここと同じタイプの部屋を大島紬のアートピースでデコレートしたコンセプトルームもあると聞き、チェックイン前の隙間を縫って見せてもらうことに。
鹿児島を代表する伝統工芸であり、世界三大織物としても知られる大島紬を遊び心たっぷりにコラージュしたランプシェードやヘッドボードなどのインテリアはちょっとした特別感があり海外のゲストに大人気で、すぐに埋まってしまうというのも納得たい。

260216_-celestinehotels-tokyo-shiba_01_new.jpg

14階のラウンジは宿泊者の誰もが24時間利用でき、時間帯によってはフードやドリンクのサービスもあるオアシス的スペース。
デスクワークに集中する人あり、棚に置かれている江戸の歴史本を読む人あり、泡とチーズあられでアペる人あり(ハイ、私です)、皆が思い思いに個々のスタイルで過ごしてました。
ちなみにラウンジの両脇にはパティオがあり、ここだけヨーロピアンなムード醸し出しとるっちゃん。

260216_-celestinehotels-tokyo-shiba_02_new.jpg

ホテルでリフレッシュとくればスパで決まりやけん!とばかりに、ぬかりなく予約しておいたスパ アマスタスヘ。
オーダーしたのは、全身しっかりもみほぐしてくれる60分のトリートメントコース「ザ・アマスタス」。施術に使うオイルは好きな香りを選べ、ヒノキやユズといった和な香りが揃うなか、私は季節限定というフレーズになびいてラベンダーブレンドをチョイス。
ここには2名同時に施術が受けられるツーベッドタイプの個室もあり、カップルが記念日に予約するケースも多いとか。あ、もちろん私はバリ強マッサージをおひとりさまで満喫したくさ。

260204-celestinehotels_05.jpg

スパで胃袋までほぐされ受け入れ態勢万全で向かったのは、鹿児島食材をフレンチの技法で昇華させたメニューとワインのマリアージュが楽しめるメインダイニング、ラ プルーズ東京。
アミューズからデザートまで7皿すべてに鹿児島や東京の美味がちりばめられた、その名も「江戸薩摩スペシャルコース」を堪能しまくりました。
南仏のロゼスパークリングとともにいただいたのは冷前菜の一皿、鹿児島産黒糖と桜チップを纏わせた鴨の自家燻製と東京ビーフのロースト(写真左)。続く温前菜に入っていたあおりいかも鹿児島産ながら、ブルギニヨン仕立てでおフランスなテイストになっとったとよ。

260204-celestinehotels_06.jpg

クリーミーなスープとなって提供された鹿児島産サツマイモの甘さに悶絶した後、いよいよメインディッシュへ。
九州伊佐米のパルミジャーノリゾットに乗せた霧島産ウナギ白焼きのフワットロッ加減や、65℃で火入れしたA5ランク鹿児島産高崎牛イチボのサシ充ぶりも記憶に残るレベルなら、よかろうもん!とおすすめされたイタリアワインのラスボス(?)、バローロとのペアリングも絶品でござした。

260216_-celestinehotels-tokyo-shiba_03_new.jpg

薩摩推しは朝食メニューも然り。奄美大島の郷土料理、鶏飯が朝から食べられるなんて都内でここだけなのでは? そう思っていながらも、パンコーナーに鎮座していたメゾンカイザーのクロワッサンやバゲットについつい手が出てしまい、しかもその横に世田谷の老舗、望月製餡所のつぶあんを発見。世田谷区民としてはうれしかー!と早速皿に取り、さらにホットミールコーナーの焼き芋とパンケーキコーナーのホイップクリームも動員し、江薩仏コラボサンドを自主制作→舌鼓連発。
てことで件の名物朝食、鶏飯はオフィシャル写真で失礼します。
チェックアウト後は、ホテル特製の江戸史跡めぐりマップを片手に西郷隆盛と勝海舟の会談場所の石碑を拝み、プチ旅は無事終了。
歴女じゃないけれど、ミッションを達成したような晴々とした満足感で締めくくれた1泊2日やったとよ。

ホテル ザ セレスティン東京芝
東京都港区芝3-23-1
03-5441-4111
https://www.celestinehotels.jp/tokyo-shiba/
https://www.instagram.com/thecelestinehotels/

スパ アマスタス(要予約、予約は電話やメールなどで受付)
03-5441-4361
営) 10時〜20時30分最終受付
spaamustas@phg-spa.com
https://www.instagram.com/spa_amustas_official/

セレスティンダイニング ラ プルーズ東京
03-5441-4112
営) 7時〜9時30分LO(朝食、平日)、7時〜10時30分LO(朝食、土日祝)、17時30分〜21時LO(夕食)
休) 月〜木の夕食

 

text: Mami Aiko

コントリビューティングエディター。好きなものは、キンキンに冷えた泡の出る飲み物。苦手なものは、いきなり跳ねる生き物と東西南北。

記事一覧へ

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest
2026AW Collection NY
35th特設サイト
パリシティガイド
フィガロワインクラブ
Business with Attitude
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories

Magazine

FIGARO Japon

About Us

  • Twitter
  • instagram
  • facebook
  • LINE
  • Youtube
  • Pinterest
  • madameFIGARO
  • Newsweek
  • Pen
  • CONTENT STUDIO
  • 書籍
  • 大人の名古屋
  • CE MEDIA HOUSE

掲載商品の価格は、標準税率10%もしくは軽減税率8%の消費税を含んだ総額です。

COPYRIGHT SOCIETE DU FIGARO COPYRIGHT CE Media House Inc., Ltd. NO REPRODUCTION OR REPUBLICATION WITHOUT WRITTEN PERMISSION.