別れに繋がる「4つの罠」。心理学者が明かす人間関係の落とし穴とは?
Lifestyle 2026.02.21

考え方や行動、言い回しひとつで、ふたりの間に大きな亀裂が入ることがある。

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パートナーと過ごす毎日は、いつも平穏なわけではない。妥協や努力、合意が求められたり、意見の相違があったり......親しい間柄のコミュニケーションであっても、ときに外交的な努力を要するのだ。年月が経つにつれ、気づかないうちにバランスを崩してしまうことも少なくない。
アメリカの心理学者ジェフリー・バーンスタインは、学術誌「サイコロジー・トゥデイ」の記事のなかで、セラピストとして恋愛関係が悪化するのを見てきたと書いている。「それは愛が本物でなかったからではなく、カップルが知らず知らずのうちに犯してしまった過ちが原因だったのです」。彼は、日常生活で気を付けるべき4つの落とし穴をリストアップする。
01. パートナーを敵に変える
「デートの計画を立てようとしない」などの理由で、相手を非難したことがない人はいるだろうか......? ジェフリー・バーンスタインは「何か問題が起きたとき、他人を責めるのは簡単だ」と指摘し、非難は恨みを生み、問題を解決する代わりにパートナーを「敵」へと変貌させるのだと説明する。
このパターンから抜け出すために彼は、二人で「協力」することを勧める。「『あなたは何も計画しない』と言う代わりに『一緒にいろいろしていたのが恋しいよ。今週末、何か計画を立ててみない?』と言ってみてください」。これは、防御的な態度ではなくチームワークを促すものだとバーンスタインは述べる。
02. 弱さを見せるより沈黙を選ぶ
ふたつ目の落とし穴は? 沈黙と平和を混同することだ。
感情的に沈黙することで、結局は絆を失ってしまうとジェフリー・バーンスタインは主張する。彼は、相手を煩わせることを恐れて仕事の不満を共有しないことを選んだ人の例を挙げている。「もう一方のパートナーは疎外感を感じ、自分は信頼されていないと思い込むでしょう」。ふたりの夜が「真剣な会話ではなく、気まずいおしゃべり」だけになってしまうと加える。
解決策として、彼は「弱さを見せる行動」、つまり相手に心を開くことを強く勧めている。そうすることで二人の間に壁ではなく、架け橋ができるのだ。
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03. 相手の考えをわかっていると思い込む
バーンスタインはこう断言する。パートナーの考えや感情を自分が正確に理解していると思い込むことは、カップルにとって有害な間違いだと。
具体例はこうだ。「彼氏のマーカスが日中、メッセージを送ってこないことで、ケイラは彼が自分たちの関係に興味がないのだと思っていた。一方、マーカスは彼女が『疲れた』と口にした後、彼女に距離を与えるつもりだった。どちらも相手に真実を尋ねようとはせず、二人とも傷ついた」
こうしたコミュニケーションの欠如が溝を生む。どうすれば解決できるのだろうか? 「推測を好奇心に置き換えること」だとバーンスタインは述べ、相手に「最近メッセージを送ってこないけど、どうしたの?」と尋ねることを勧めている。
04. ポイントを計算する
最後の落とし穴? 関係を取引だと思い込むことだ。「愛はゼロサムゲームではない」とバーンスタインは強調する。例えば、どちらかが何回食料品の買い出しに行ったか数え始めるとカップルは競争状態に陥り、すぐに不健康な関係になりかねない。
この対立を終わらせるには、「個々の貢献よりも共通の目標」に集中すべきだという。「なんで私ばかり」と考えるよりも、夫婦の結束と相互支援のためにタスクと責任をより良く分担する方法を見つけるほうが良い。
ふたりでの生活は困難に満ちているかもしれないが、協力によって試練を乗り越えることができる。「より強く充実した関係を築くこと」は、その努力に見合う価値があるのだ。
From madameFIGARO.fr
text: Shapnam Mougammadou (madame.lefigaro.fr)






