石井ゆかりの星占い

2025/11/3 - 11/9

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
今週は目立つ動きが目白押しで、「節目」感がとても強い時間帯です。
まず4日の火星射手座入り、5日の牡牛座満月、7日の金星蠍座入り、そして天王星の牡牛座入りです。
これだけの動きが一気に起こると、世の中を覆う空気もかなり変わる感じがあるのではないかと思います。

射手座にはすでに水星が入っており、10日からの逆行に向けて減速しています。
ここに火星が入ると、かなり熱い議論、論争が起こる感じがするのですが、なにしろこれは一筋縄ではいきません。
迷走し、混乱し、何が本当で何が嘘なのか、ほとんどわからない状態になるのではないかと思います。
さらにこの2星の対岸にいた天王星が一度牡牛座に戻ることで、議論の核となっていた件が「宙に浮く」ような事態も考えられます。

天王星は今年の七夕から双子座入りしており、ここから来年4月末にかけて牡牛座に一旦戻ります。
2018年頃からの「改革」のテーマの、仕上げのステップに入るイメージです。
一方で、7月から展開してきた新しい動きは、ここで「一時停止」することになります。4月末からの再開に向けて、少し振り返りを促すような感じの動きと言えます。

牡牛座満月と金星蠍座入り、そしてこの天王星牡牛座入りは、全体に呼び合っているというか、符合する感じが強い動きです。
牡牛座―蠍座ラインの「それは誰のものか?」という問いが、ある種の反転、ゆるみを起こす感じがあります。
これまでの所有の形が一度壊され、あらたな形に再編されようとする中で、一度これを「そもそも論」に引き戻すような動きが起こるかもしれません。

金星も水星も、ちょっと「持ち味が出ない」場所に入ることで、なんとなく混乱、混迷度が増す感じがあります。
ただ、このところ閉塞していた部分に、射手座の2星が「風穴を開ける」ような動きとも言えます。
「ちゃんと話ができる」状況に繋がれば、という気がします。

今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



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