「みんなで」行動する時は、ひとりで動く時のようにはいきません。
誰かを待ったり、逆に、誰かに待ってもらったりしながら、みんなの動きを調整します。
ひとりだけどこかにはぐれてしまえば、それが急いだ結果であれ、遅れた結果であれ、結局はみんなの前進を妨げます。
進展の速さ、動きの速さだけを求める人にとっては、「みんなで行動する」ことには、まったく価値がありません。
みんなで動くのは、早く進みたいからではありません。
スピードを犠牲にしても「みんなで」動くのには、もっと別の豊かさがあります。
それを認識できていれば、今はとても発展的で、豊饒な時間です。
スピードのすべてを犠牲にしてでも手に入れたいものが、今はちゃんと手に入ります。




