星を見上げるときは、たいてい立ち止まります。
望遠鏡も、しっかり立てることが必要です。
動いている状態では、星はうまく見えません。
星だけでなく、何かをちゃんと見つめたいと思ったら、まず足を留める必要があります。
このところ蠍座の人々は、何かを「本当にちゃんと捉える」ために、先に進む足をあえて留めているような状態なのではないかと思います。
今週いっぱいそういう状態が続き、来週からは軽快に「動き出す」フェーズに入ります。
ですからなおのこと今週は、とまっている蝶やトンボを息を殺して見つめる子どものように、何か大切なもののために、「動きを止める」ことに大きな意義があるようです。





