たとえば試験の問題を解いている時「何がなんだかわからない」状態になったら、まず問題文を読み返します。
本を読んでいて「何がなんだかわからない」状態になったら、数ページ戻って、「わかっていた」箇所から再度、読み直します。
迷子になったら「ちょっと戻る」という方針は、そんなふうに、いろんな場所で役に立ちます。
まだ「わからなくなる」前の場所、ちゃんとわかっていた場所まで戻ればいいわけです。
今週、貴方の世界でもそんなことが起こるかもしれません。
迷子になって、はたと困って、「そうだ!戻ってみよう!」と決断するのは、なかなか難しいことです。
というのも、先を急いでいる時は「もし、このまま行けば、間に合うかも!」という邪念が働くからです。
でも、この時期は少なくとも、「わかるところまで戻ってみる」方がうまくいく気配があります。
引き返すのが「英断」です。





