「本当に好きなら、追いかけたほうがいいよ」。
一昔前のドラマで、よくあったシチュエーションです。
一度話し合って決裂しても、「貴方が本気なら、もう一度話し合う余地があるよ」というアドバイスを受けて、行動したところ、感動の展開が待っています。
この時期の天秤座の世界にも、もしかしたらそれに似た場面があるかもしれません。
そこでは「本物のコミュニケーション」が求められます。
というのも、コミュニケーションにおいて、私たちは無意識に「取捨選択」をします。
語る側が「これこそが話の勘所だ」と思うポイントを、受け取る側がなぜか「それは枝葉の、どうでもいいところだ」と感じてしまう現象が、しばしば起こるのです。
この「勘所」が「枝葉」になる現象にはさまざまな原因がありますが、多くの場合は、受取手の中に、それを受け取ることを嫌がる心理が働いています。
この働きをなんらかの形で「解除」することが、この時期のテーマなのかもしれません。
聞けていなかったことを「聞けた」時、はじめてその物語に「新展開」が起こります。





