テーマは節約と片付け、少しずつコツコツと。
10月の運勢(月運) : 花 - 中森じゅあんの算命学占い
『フィガロジャポン』本誌で大人気だった、中森じゅあん先生の算命学を毎月更新。
中国最古の占星学から読み解いた、主精別の「今月のキーワード」と、全体運、仕事運、恋愛運をさらに良い方向へ導くためのアドバイスをお届けします。
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長年にわたり「中森じゅあんの算命学」に原稿をご執筆頂きました中森じゅあん先生が、2025年5月12日にご逝去されました。連載は2025年5月をもって終了とさせていただきます。謹んで哀悼の意を表します。
2011年10月9日~
11月7日の運勢

今月は節約に力を入れましょう。もっと積極的に、新しい定額預金をはじめるのはおすすめです。ただし大きいお金でスタートするとストレスになりますから、小さな金額で月々に響かないくらいで、長くコツコツと続けられそうな程度がいいのです。もうひとつ今月のテーマに、家事片付け、というのがありますよ。まだ年末の話をするのは早いのですが、年末大掃除の足しになる程度の小片付けを少しずつ今月からやりましょう。
Love
カップルの人は、結婚や婚約の流れに入る月です。そろそろ話が出たり、話し合ってみたり、具体化したりするのにはベストです。そのためにも、お金を貯え始めたり、節約をすることは準備になって、よかったと思うでしょう。フリーの人は、紹介作戦も大事なメニューのひとつに入れましょう。誰に依頼するかをまず決めて、資料を用意してから会って頼むという、誠意のある手順をふみましょう。紹介される人は、長男が多いことでしょう。
Career
いまの仕事、職場が、あなたに安心感を与えてくれるものなら、地道に勤めれば大丈夫という感じが強く実感できるでしょう。あなたの仕事が何であれ、女性的な視点やアイデア、気配りがプラスされるほど、あなた自身だけでなく、仕事や会社に有益な影響を与えることができるでしょう。むしろそうした「女性ならでは」の能力をアピールすることはずっと続けましょう。本来のあなたの個性にも合っています。
Attention
注意日は、10/12、13、20、21、11/1、2。
花のあなたはこんな人
野に咲くかわいい花、華やかな大輪、どんな花でも、人々の心や目を楽しませてくれます。そんな花の精が、あなたの本質です。算命学では、花は女性の理想とされていますが、それは、思いやりがあってやさしいだけでなく、内面には強さをもっている外柔内剛の典型だからです。人あたりがソフトで自然で、人を惹きつける魅力の持ち主。どんな人とも調和していけるので、友達が多い自然な社交家です。かといって人の考えの言いなりになるわけでもなく、集団やグループ、組織の中では、統率力を発揮できます。種から花が咲くまで月日がかかるように、おっとりとしてスローテンポ、多くの人々の中で輝くのが本質なので、孤立とは無縁の人生です。
花の有名人
イヴ・サンローラン(デザイナー)1936/08/01
サンドリーヌ・ボネール(女優)1967/05/31
パトリス・ルコント(映画監督)1947/11/12
ビヨンセ(ミュージシャン)1981/09/04
マドンナ(ミュージシャン)1958/08/16
吉田都(ダンサー)1965/10/28
Horoscope : Juan Nakamori / Illustlation :Maggie Prendergast
中森じゅあんプロフィール
鬼谷算命学が専門の占い師。バイオシンセンス・ボディサイコセラピスト。占い師としてのキャリアは20年。また、フリーランスのコピーライターとしても27年の経験をもつ。算命学のほか、ワークショップ講演、エッセイや詩の執筆など幅広い分野で活躍中。著書は『鬼谷算命学』(三笠書房)、エッセイ集『幸福の扉を開きなさい』(PHP文庫)、詩画集『天使の愛』(講談社)ほか多数。