プラダ2026年秋冬コレクションが打ち出す、女性たちのための自由なレイヤリング。
Fashion 2026.03.09

ミウッチャ・プラダとラフ・シモンズが、女性の多面性と人生の複雑さに真正面から向き合った今シーズンのプラダ。今季のテーマは「レイヤリング」。単なる重ね着ではなく、人が時間や経験を重ねることで変容していくプロセスそのものを、衣服で可視化している。
ショーは15人のモデルのみで構成され、60ルックを通してアウトフィットを1枚ずつ脱いでいく演出が印象的。外側から内側へと視線が導かれ、個々のキャラクターや感情の層が静かに浮かび上がる。




テーラリング、スポーツウェア、刺繍入りサテンドレス、オーガンザのドレスやショーツを既存のルールに捉われず自由に重ね、ミニマルな外見の内側にアーカイヴドレスや刺繍、ビーズ装飾を忍ばせた構成が象徴的だ。



さらに、生地の破れや意図的な退色、パティーナ加工によるシミやダメージが、時間の経過や生命の痕跡を表現。新しさだけでなく、経年変化すらも美として肯定するプラダらしい視点が際立った。
photography: Spotlight
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