赤一色の装いで国旗に敬意を?日本を訪問したフランス大統領夫人ブリジット・マクロンのファッション。
Celebrity 2026.04.06

3月31日(火)、フランス大統領夫人ブリジット・マクロンは、エマニュエル・マクロン大統領の国賓としての訪日に同行し、日本の国旗の色を思わせるディオールの装いで姿を見せた。
日出づる国を思わせる色。ブリジット夫人は今週火曜日、全身真っ赤なディオールの衣装で日本の文化に敬意を表した。ブリジット夫人は、夫であるエマニュエル・マクロン大統領のアジア公式訪問に同行している。フランスの大統領夫妻は3月31日に東京に到着し、その後ソウルへ向かい、4月2日から3日にかけて滞在した。なお、マクロン大統領にとって、エリゼ宮就任以来、韓国への国賓訪問は今回が初めてとなる。一連の外交の中で、フランス大統領は、3カ国を結ぶ戦略的・経済的・技術的・文化的な関係の強化を図る考えだ。
この日、ブリジット夫人は落ち着いた色合いをあえて外し、赤一色の装いを選んだ。いつものように、訪問国への敬意を赤でさりげなく表現した。ダブルボタンのショートコートに、流れるようなブラウスをシガレットパンツにインしたスタイルで、ファーストレディはフレンチシックなエレガンスを体現していた。足元には黒のパンプス、小ぶりな黒いバッグを合わせ、装いを完成させた。
赤は繁栄を象徴する色
ブリジット夫人がこの鮮やかな色を選んだのは、決して偶然ではない。赤は日本、そしてより広くアジアにおいて、非常に大きな意味を持つ色だからだ。日本の国旗に描かれた赤い円は太陽を象徴し、伝承によれば日本列島の創造に関わり、皇室の祖先とされるアマテラス(天照大御神)へと結びついている。さらにこの色は、幸福や繁栄の象徴としても広く知られている。血の色であることから、生命や活力も想起させる。つまり赤は、アジアの文化においてとりわけ好まれる特別な色なのだ。
ブリジット夫人は、こうしたファッションルールを見事にマスターしている。昨年12月、夫であるマクロン大統領とともに北京を公式訪問した際には、ゴールドボタンの赤いロングコートにレディディオールを合わせて登場した。また、2025年5月のベトナム公式訪問では、赤のジャケット姿を披露している。こうした装い選びは、"ファッション外交"において、フランスのファーストレディが卓越したセンスを発揮していることの証しといえる。
from madame FIGARO.fr
text: Axelle Dusart (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi





