脳卒中、全財産を喪失......アーティストに転向し見事に再起! 68歳になったシャロン・ストーンの美貌と近況。

Celebrity 2026.04.03

3月10日に68歳のバースデーを迎えたシャロン・ストーン。誕生日当日には、現在セレブをはじめSNSでトレンドとなっている「ママ、90年代ってどんな風だったの?」というお題に合わせ、自身の90年代の出演作『氷の微笑』やロバート・デ・ニーロと共演した『カジノ』の劇中画像などをリール動画にしてシェア。

1992年公開の映画『氷の微笑』で世界的な人気女優になったシャロンだが、その後の人生は平坦なものではなかった。


ゴージャスな容姿で、現在もカバーガールに引っ張りだこ

最近の米『Business Insider』のインタビューでは、ヒットした『氷の微笑』でもわずか50万ドルしかギャラをもらえず、「最も儲かる仕事は演技ではない」と発言。共演者のマイケル・ダグラスは1400万ドルだったというから、明らかな男女差別。そのため、出演した映画で着用した衣装はすべて保管できるように契約書に記載していたという。高価なデザイナーズクローズはシャロンの身を助けた。

その後の『カジノ』ではアカデミー賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞受賞したにも関わらず、現在でもモデル業の方が俳優業よりも遥かにギャラがいいと明かしている。「私はまだモデルをしており、今日でも映画よりもモデルの方が稼いでいます。私は今でも、今日、継続的にモデルを続けている最年長の女性のひとりで、それができることに感謝しています」。その言葉通り、去年もギリシャ版『マリ・クレール』誌やスペイン版『ハーパース・バザー』誌などで、相変わらずのゴージャスなボディでセクシーなドレスを着こなしてカバーを飾っていた。


脳卒中で倒れ、退院後に全財産1800万ドルを失う

90年代にブレイクしたシャロンが2000年代、ほとんど活躍していなかったことを不思議に思っていた人も多いはず。彼女は2001年、キャリアの絶頂期に脳卒中を患い、9日間にわたる脳出血を起こしてしまったのだ。医師には生存率1%と宣告され、回復には7年を要した。「味覚、嗅覚、触覚すべてを失い、本を読むこともできなかった」彼女は、記憶喪失と吃音の問題に直面していたという。歩くことも話すことも学び直さなければいけないほどの状態。

この闘病により、シャロンは約7年もハリウッドから姿を消すことになった。それはもちろん、彼女のキャリアに深刻な影響を与えることに。さらに回復期にシャロンは、当時の夫フィル・ブロンスタインと離婚。2024年の『Hollywood Reporter』インタビューでは、この時期に気付くと他人によって管理されていた銀行口座からは、貯蓄した1800万ドルが消えていたと告白。「私の冷蔵庫も携帯電話も、すべてが他人名義になっていて、全くお金がありませんでした」とシャロン。

絵画への情熱とアーティストとしての成功

それでもシャロンは復活した。ハリウッドに居場所がなくなったと感じた彼女は、自分を表現する新たな手段として、絵画への情熱を燃やし始める。これはパンデミックの際に初心者キットからスタートしたもので、それが徐々に真剣に変わって行った。

現在は自宅のアトリエで一日4時間から17時間は大きなキャンバスに絵を描き、個展を開催。絵画は彼女の人生の中心的存在となっている。モデルになるため大学を中退した彼女は、50代後半で美術と美術史の学位も取得。

彼女が生み出すカラフルな抽象画は、アート業界からも高い評価を得ている。シャロンのスタジオのWebサイトでは、「私は心のこもった真実から得られる純粋な創造性の本質を理解し、社会的な引力の騒音や判断、汚染を手放すために、これらの作品を制作しました」という紹介文が。2025年に母親の死をきっかけに、「異世界から受け取ったメッセージ」を反映した肖像画へ転向したと、『Forbes』誌は伝えている。記事によれば、シャロンは「描くことで、肖像の被写体のスピリットを導いている」とか。


ボトックスとフィラーを止めてナチュラルエイジングにシフト

シャロンは脳卒中を患ったあと、ボトックスとフィラー注射を中止したと、過去にアラビア版『VOGUE』で語っている。売れっ子時代にボトックスやフィラーを受けていた彼女は、脳卒中後に顔の片側を引き上げるために300回以上ものボトックスとフィラー注射を受けなければならず、そのトラウマから、治療後はアンチエイジング手術を受けるのを止めたのだという。『New York Magazine』の記事では「美容整形には全く問題はない。だけど自分自身を歪めるのは不適切だと思う」と発言。

最近のインスタグラムの投稿では、エイジングや自分らしくあることについてのおそれについて長文をシェア。「鏡を見るときに恐怖を感じるべきなのでしょうか? トイレやうんち、歯を磨くときは秘密にすべきなのでしょうか? なぜ私たちは自分自身を恐れなければならないのでしょうか。私にとっては、世界で最も奇妙な考えのように映ります」。

さらに、「申し訳ないけど(自分自身を)毎日着ているし、その中で起きてその中で眠り、おしっこをしてうんちをします。(この身体は)私のアパートで、私はここに住んでいます」と続け、「なぜ2026年になっても、私たちはまだ老化や自分自身の中で生きることを恐れているのでしょう。私たちは外見以上の存在です」と持論を述べた。


『ユーフォリア3』でZ世代スターたちと共演!

俳優業への情熱が消えたわけではない。いまでも数々のテレビドラマや映画に出演し続け、2025年2月には、ゼンデイヤやシドニー・スウィーニー、ジェイコブ・エロルディら、Z世代を代表するスターたちが出演するヒットシリーズ『ユーフォリア』のシーズン3のキャストに加わったことが報じられた。

『Variety』誌はシャロンがスタジオの重役を演じるようだと伝えている。シャロンの声明では「この刺激的な才能を持つチームと仕事をすることほど興奮することはないでしょう」とコメント。『ユーフォリア』は4月13日から米HBOで配信スタート予定。

ベテランのシャロンと若いスターたちの演技がどんな化学反応を起こすのか、楽しみ。

text: Moyuru Sakai

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest
minori-kai
パリシティガイド
フィガロワインクラブ
Business with Attitude
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories

Magazine

FIGARO Japon

About Us

  • Twitter
  • instagram
  • facebook
  • LINE
  • Youtube
  • Pinterest
  • madameFIGARO
  • Newsweek
  • Pen
  • CONTENT STUDIO
  • 書籍
  • 大人の名古屋
  • CE MEDIA HOUSE

掲載商品の価格は、標準税率10%もしくは軽減税率8%の消費税を含んだ総額です。

COPYRIGHT SOCIETE DU FIGARO COPYRIGHT CE Media House Inc., Ltd. NO REPRODUCTION OR REPUBLICATION WITHOUT WRITTEN PERMISSION.