ビュリーのスタッフが披露する、シックで華やかなヘアアレンジ帖。
Beauty 2026.04.01
19世紀のパリの薬局に着想を得たボタニカルなアプローチと、優雅でレトロな美しい意匠で人気のオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー。この店舗で働く、通称"オフィシエール"たちのヘアスタイルが、ブランドのアイテムを上手に駆使しながら洗練された存在感を放っていると話題だ。中でもとりわけ巧みな技を取り入れている4名へ、エレガントな中に個性が光るアレンジの秘訣やポイントについて聞いた。
ねじって留めて、咲き誇る大輪の花のように。/Yayoiさん(麻布台店)


毛流れが大きな花のような形に見えるバックスタイルが目を引く、あでやかなアレンジを仕立てた麻布台店オフィシエールのYayoiさん。「まずは好きな高さでひとつに結び、5つほどの毛束に分けます。ひと束ずつねじりながらまとめ、ピンで留めると完成。あえてそれぞれの束の量をバラバラにすると、ユニークな印象になりますよ」。仕上げに自らの名前の刻印が入った5本歯のアフロコームを斜めに差せば、自分らしく華麗なムードが。センターパートですっきりまとめたフロント部分とのコントラストが効いた、ドラマティックな趣に。

左: シアバター 50ml ¥5,830 右: ザ・インピュデント ¥8,800/オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー
卓越した保湿力で知られるこっくりとしたシアバターならロングヘアも意のままに扱いやすく、「まとまりやすくてツヤも出るのでおすすめです」とYayoiさん。純度の高いまろやかなバームをてのひらでゆっくりと温め、髪全体へ溶け込ませるようになじませて。
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カールやくせ毛にアーティスティックな佇まいを添えるコーム使い。/Yudaiさん(松屋銀座店)


松屋銀座店のオフィシエであるYudaiさんは、パーマをかけたミディアムヘアをラフにまとめ、耳の後ろにコームをオン。ピンで固定しつつ、柔らかい毛流れと全体のラフ感でさりげない佇まいを引き出した。「昔のアーティストがペイントブラシや鉛筆を耳にかけている姿を見て、"鉛筆の代わりにコームを使ってみたらおもしろいかも"と思ったのがきっかけです。ポイントは、きっちりつくりすぎないこと。男性でヘアアクセサリーを使うのに抵抗がある人でも、これなら気軽に取り入れられるので、ぜひ試してみてほしいです」

左: ブロッコリーオイル 30ml ¥4,950 右: ザ・カサノヴァ ¥5,610/オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー
Yudaiさんが愛用しているのは、カールヘアにほどよいうるおいを与えてくれるブロッコリーオイル。「あらかじめオイルを毛先に塗布して、スタイリング剤で軽くボリュームを整えてから、後ろで軽くまとめます。顔まわりの毛はあえて少し残して自然な雰囲気に」。ノンシャランなアティテュードへ、ブーツの形をしたコームの柄のデザインが、さりげない遊び心をプラス。
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ノスタルジックなかんざしで飾る、知性を纏ったフレンチツイスト。/Hanaさん(横浜店)


ゆるくひとつにまとめたヘアを内側にねじっていきコームやピンで固定する、いわゆる夜会巻き。ここにかんざし型のヘアアクセサリーを投入したのが、横浜店でブティックマネージャーを務めるHanaさんだ。「きれいにまとめようとしすぎず、ラフな感じでOK。ボリュームのあるロングヘアの人も、リラックスしたムードでアレンジできます」。色違いのマーブル柄の髪飾りが漂わせるヴィンテージライクなムードが、メタリックなアイウエアやピアスのスタイリッシュ感と合わさって、ぐっと聡明な印象に。

左: アボカドオイル 30ml ¥3,850 中、右: ザ・ヴァリアント 各¥8,030/オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー
髪にハリコシやツヤを与えるアボカドオイルで全体を軽くウェットな質感に整えてからまとめると、ほどよい束感が残ってニュアンスのある表情に。かっちりしすぎずやわらかさを残したナチュラルな毛流れが、肩の力の抜けたパリジェンヌさながらの雰囲気を連れてくる。
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シンプルシニヨンに、アシンメトリーな華やぎを。/Reikaさん(代官山猿楽町店)


代官山猿楽町店でアシスタントブティックマネージャーとして働くReikaさんのアレンジは、ヘアネットを用いて丁寧につくったお団子髪へ差した、オーバル型のバレッタがアクセント。「先日、アンティークジュエリーなどを展示している美術館を訪れ、"髪飾りは古くから女性の美しさを引き出すアイテムだな"と再認識。フォーマルに寄りがちなシニヨンへ、ヘアアクセサリーで華やかさを添えてみました」。シックなスタイルだからこそ、片側に置いたバレッタの存在感が大きく、ひと際目を引く材料に。「エレガントな装いはもちろん、カジュアルやスポーティなファッションにもぴったりだと思います」

左: アロエベラ浸漬液オイル 30ml ¥4,400 右: ザ・クルテウス ¥10,450/オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー
Reikaさんは、全身に使えるアロエオイルを使用。「軽めのテクスチャーで、ツヤと束感が自然な仕上がりに。まとめ髪をつくるときやヘアアイロンを使う前の必需品です」とのこと。「シニヨンが完成したら、それに沿うようにほんの少し斜めにバレッタをつけると、ナチュラルな印象に仕上がりますよ」
editing: Misaki Yamashita





